東京で稼ぐ!タクシードライバー転職指南 営業日誌 2021/4

タクシー営業日誌 2021/4

タクシー営業日誌 2021/4

3回目の緊急事態宣言の期間が4月25日から始まった。夜のお客の数はさらに減り、タクシー業界もさらにダメージを負うことになった。

 

 

終盤のミドル客に救われた金曜日(2021/4/2)

2021年4月2日(金)
営収(税抜き):64,020円

 

今日は1週間ぶりの出勤だ。4月に入り、暖かい日が続いている。駅から営業所に向かう途中、八重桜がきれいに咲き誇っている。例年なら、4月のこの時期は新年会シーズンで、夜もタクシーを利用して帰るお客が多く、売り上げも伸び始める時期だ。さて今日は一体どれぐらい稼げるのか。

 

今日はいつもより少し早めの7時55分に出庫した。今日は駅前から攻めてみたが、閑散といて人がほとんど歩いていない。当然、タクシー客らしき人も見当たらない。世田谷通り〜玉川通り〜山手通りを中目黒方向へ目指すが1人もタクシー客に出くわさない。

 

タイミングよく中目黒駅の高架下で赤信号で空車の先頭で止まることができた。中目黒駅の高架下はよくタクシー客が乗ってくるところだ。中目黒駅の付近に正規のタクシー乗り場があるのだが、そこまで少し歩かねばならず、タクシーに乗りたい人は大抵、高架下から乗ってくる。この場所は1日を通してよく手が上がる。

 

中目黒駅で乗せた最初のお客の目的地は東京共済病院。420円確定だ。よくワンメーターでがっかりする乗務員は多いのだが、私はそんなことはない。客単価よりも料金は安くてもつなげることを常に意識しているからだ。ワンメーターのお客がつなぎとなって、結果として夜のロング客につながることもよくあることだ。過去に税抜き10万円を超えた時も、最初のお客がワンメーターだっり、1日の最高客単価が5千円だったということもあったからだ。

 

それにしても今日はひどすぎる。3組目のお客を乗せた時は9時半を過ぎていた。1組目のお客を降ろしてから、すでに1時間が経過していた。出庫してから3時間経過して3,600円。最悪のペースだ。その後も厳しい状況が続き、お客の見落としなどもあり、昼食の30分を含めて乗務開始5時間後で8,720円という目も当てられない惨状ぶりとなった。

 

新宿にあるガススタンドでガスを入れた後、青梅街道を新宿方面へ走らせていたとき、鍋屋横丁交差点付近で30代と思われる男性の手があった。目的地は職安通り。料金は980円。降りる際「運転士さん、めっちゃ運転うまいですね!乗ってて気持ちよかったです。」と言っていただいた。ロングのお客も嬉しいが、お客から温かい言葉で感謝されるのが何より嬉しい。タクシー乗務員冥利に尽きるといったところだろうか。

 

タクシーの仕事はお金を稼ぐ事は大事ではあるが、それ以前にタクシーはサービス業であることを忘れてはならない。料金を距離で換算すると公共交通機関の中ではタクシーが一番料金が高いことになる。だからと言うわけではないが、やはりそれなりのサービスを提供したいところだ。タクシーでのサービスとは接客、車内環境などの他に適切なルートを選び、安全な運転などが加わる。私は常々「この運転手がタクシーに乗ってよかった。」と思われるようなサービスを心がけている。

 

さて、肝心な売り上げの方だが、青タン(22時)の時点で3万8千円。若干挽回したものの、依然として厳しい状況だ。

 

その後は深夜1時過ぎに恵比寿〜蒲田まで、立会川〜上野、上野〜原宿が続き、午前2時40分時点で59,020円になった。今度は渋谷のドンキホーテ前でつけ待ちするがほんの1分以内でご乗車。宮益坂右折で740円。もう一度トライし今度は新宿歌舞伎町の風林会館まで、2500円。その後も赤坂〜代々木上原までのお客を乗せ、なんとか税抜きで6万円を超えることができた。

 

 

終盤の2千円〜5千円の連発でようやく営収6万超え(2021/4/6)

2021年4月6日(火)
営収(税抜き):61,550円

 

今日は早めに出庫しようとしたが、なんだかんだと8時27分の出庫になった。今日は駅前からスタートすることにした。駅の周辺を2周目したところで若いサラリーマンの手が上がり、赤堤まで。この辺まで来ると、たいていは赤堤通り〜梅ヶ丘通り〜茶沢通りを流し三軒茶屋駅方面を目指す。意外にも梅ヶ丘通りでタクシー客を何度も乗せた経験がある。茶沢通りに入ってから女性の手が上がった。目的地は三軒茶屋駅まで。500円の料金の距離だったが、それで良い。効率よくタクシーで稼ぐには、ロングばかりを狙うのではなく、短いお客でもいいのでどんどん乗せてつなげることが重要だと思っている。

 

恵比寿駅前まで来たところで、無線が鳴った。恵比寿南から中野まで、迎車料金込みで3,300円。今の時期ではありがたい金額だ。方南通り上で降ろしたこともあり、そのまま方南通りを新宿方面へ向けて走らせることにした。方南通りは空車タクシーがたくさん通るため、方南通りよりは青梅街道を通って新宿方面を目指すことが多いが、実車で目的地に向かう途中、両側で複数組のタクシー客の手が上がっていたため方南通りを選んだ。だが、タイミングが悪かったのか方南通りでは乗せることができなかった。なかなか乗せられず、表参道交差点から青山通りを左折したところでようやく乗せるまでは、約45分間空車だった。

 

なじみのお客を13時に世田谷に迎えに行き、大田区池上までお送りした後は、空車時間が少し長くなったが、外苑東通り沿いにある山王病院前でお客を乗せ、飯田橋まで2,350円。大妻通りの一番町交差点から銀座4丁目まで1,220円と続いた。

 

しかしその後はまた空車が続く。50分も空車があった後に乗せたお客は820円。さらに20分空車の後に580円。さらに無線のお客を乗せたが820円と低単価が続く。乗務開始して10時間後の時点で24,400円。時間単価に換算すると2,440円だ。今日は非常に悪い展開だ。

 

けやき坂から四谷4丁目までの若い男女のお客を降ろした後、新宿通り沿いの定食屋で夕食をとることにした。20分ほど休憩して再出発。売り上げはまだ2万円台半ばあたり。
信号待ちしていると、50代くらいのサラリーマンと思われる男性の手が上がった。目的地を聞くと、用賀経由で溝の口まで。「ようやく出たか」といった感じだ。高速代を抜いて7140円で、ようやく3万5千円に到達したが、まだまだ劣勢だ。

 

青タンの時間帯に入り、麻布十番の飲み屋からサラリーマン2人をのせ乗せ、銀座経由の品川方面で5,540円。23時を回ってようやく4万円を超えた。その後も2千円〜5千円のお客をタイミングよく乗せ続け、何とか税抜き営収6万円を超えることができた。終盤にラッキーが重なったと感じても、ようやく6万である。長いトンネルを抜けるのは一体いつになるのか。

 

2本のロングに助けられた木曜日(2021/4/8)

2021年4月8日(木)
営収(税抜き):72,594円 

 

今朝は8時24分に出庫した。朝から春らしい陽気な天気だ。例年ならばこの時期は、新入社員の歓迎会などで飲み会が多く行われ、夜のタクシー客もぐっと増えるところなのだが、コロナウィルス感染拡大の影響で飲食店は21時までの営業となっているため、夜の遅い時間から明け方にかけてのタクシー客の数は致命的に減ってしまった。

 

今日は最初から世田谷通り三軒茶屋方面へ流すことにした。三軒茶屋駅手前でようやく女性の手が上がった。1組目のお客は茶沢通りを入り近場の住宅街まで500円のスタートだ。環七が近かったのでもう一度世田谷通りに入り、若林の交差点を左折することにした。

 

世田谷通りの若林交差点から三軒茶屋駅前まで実によく手が上がる。しかも距離が出やすいので私はこの区間をいつも狙っている。予想は的中し、若林交差点を左折してすぐのところで男性客の手が上がった。目的地を聞くと高速を使って汐留までとのこと。朝から4,660円はラッキーだった。

 

その後は30分ほど空車だったが、数組のお客を乗せ、麻布十番から東京駅大丸までのお客を下ろした時点で、乗務開始から3時間弱。時間単価は4千円くらいになっていた。

 

昼食休憩をはさみ、中央通りを新橋方面に流した。中央通りは空車のタクシーは多いが、信号が多いこともあり、タイミングで乗せることができる。しかし今回は手が上がらず、ようやく飯倉片町の交差点で乗せたお客は麻布十番まで、420円だった。その後もコンスタントに西麻布、神宮前、六本木などでお客を乗せるがすべて1千円未満。

 

中目黒から東北沢までのお客を乗せるまで8組連続1千円未満が続いた。その後は山手通りを中目黒方向で走らせ、中目黒駅でご乗車。目的地は自由が丘まで。3,300円の料金が出たおかげで時間単価3千円に戻すことができた。

 

明治通りを天現寺橋から古川橋方面に流し、光林寺交差点を少し越えたところで、ダボダボの服を着た今風の若者の家があった。それほどきれいな格好ではなく、家には荷物をいくつか抱えている。目的地を聞くと、増上寺に寄ってから自宅に帰ると言う。あまりお金は持ってなさそうな身なりだったため「近いだろう」と思ったが、増上寺で一旦降ろして待っている間に、15分ほど経過しメーターはすでに2千5百円を超えている。それにしても一向に戻ってくる気配がない。「やれられたか?」と瞬間思ったが、後部座席を見ると、ドラムのスティック、ペダル、カバンが置かれている。これだけの荷物を放っておいて、とんずらするとは思えない。20分くらい経ってようやく戻ってきた。次にお客の自宅へ向かった。住所を入力すると恵比寿駅の目の前だ。料金は5,140円。どんなお客なのか気になったので、精算の際に顔をチラッと見てみた。なんとテレビでよく見かける吉本新喜劇の座長を務めるアノ人だった。

 

20時を過ぎたあたり、恵比寿方面に向けて走行していた時、無線が鳴った。出てきたのは、やや年配風の女性。距離はそれほど期待してはなかった。しかし、目的地を聞くと横浜市保土ヶ谷区!。料金は迎車料金込みで10,160円。23時半には駒沢通りの槍ヶ崎交差点前で無線が鳴り、東京共済病院に迎えに行くことになった。東京共済病院はさほど大きな規模の病院ではないため、地元の人が使うことが多い印象がある。それ故距離はあまり期待していなかったのだが、目的地を聞くとなんと「千葉県千葉市」とのこと。距離は約50km。高速代を抜いて料金は19,500円になった。この後すぐに都心に戻るが、ほとんど人がいない状態だ。残りの時間は近場のお客を数組ませて営業終了した。今日は無線のおかげで税抜きで7万円を超えることができた。コロナ禍の影響を受けなければ、軽く8万円を超えている展開だった。以前の状態にいつになったら戻るのか、もしかしたらもう元通りになることは無いのかもしれない。

 

 

タクシーが少ない土曜日は意外と稼げる?(2021/4/10)

2020/4/10(土)
営収(税抜き):72,290円

 

今日は久しぶりの土曜日出庫で出庫時刻は8時10分だ。本当はもう少し早く出庫して、金曜日の飲み明かし残党組を狙おうと思っていたが、遅れてしまった。逆にそれが良かったのか、最初のうちはしばらく乗せられなかったものの、渋谷から東京駅、赤坂から日本橋兜町、無線で麹町から中目黒など2〜3千円のお客を続けて乗せることができた。乗務開始してから4時間後で時間単価4千円は超えていた。

 

午後に入ってから低単価が続き、タクシーも増えてきたため、思うようにお客を乗せることができなくなった。そんな中、六本木交差点から西五反田の2,540円が出て、再び時間単価を4千円台に戻した。

 

しかし夕方が近づくにつれ、空車時間が長引き始めた。かれこれ約50分間、空車の状態が続いたとき、ようやく無線が鳴った。迎えに行った場所は先日横浜行きが出たマンションだ。「今回もトークが行くかも」と少し期待感が混じった。お客が出てこられ、目的地は南青山3丁目だと言う。正直、ちょっとがっかりしたが、そこで買い物をするので、そのまま待機状態でその後また自宅に帰るそうだ。買い物のために南青山3丁目で降ろした、待ち時間が非常に長かったおかげで、再びその乗客の自宅に戻ったときは4,660円になった。

 

乗務開始してから10時間後は約3万5千円。時間単価で約3万5千円だ。悪くない流れだが、夜の稼ぎにかかっている。青タンを少し過ぎたところで5万円を超え、15分の仮眠休憩を挟み、0時半で6万を超えた。今日は土曜日なので出ているタクシーが少ないせいか、相対的にお客が多く思える。

 

午前4時を過ぎるとさすがに厳しくなってきた。六本木交差点を周回してもなかなか手が上がらない。このような時は繁華街のど真ん中を責めるよりも、やや外れたところを流している方がお客を拾える可能性が高いことがある。今回も六本木、西麻布でなかなかお客が拾えなかったので、少し外れてみようと試みたところ、タイミングよく男女のお客が乗ってきた。そのごは無線客1組を乗せて終了。今日もラッキーな当たりで営収7万円を超えることができた。

 

単価の良いお客を乗せても後が続かないから数字が伸びない(2021/4/13)

2020/4/13(金)
営収(税抜き):40,780円

 

今朝は、2日前から続いている腹痛と下痢のために病院に寄ってから出社することにした。今日は昼過ぎに出庫して、隔日勤務ではなく日勤でやることにした。

 

昼12時51分に出庫した。今日はいきなり玉川通りに出て営業を開始することにした。営業所を出て玉川通りに出るまでの間、2組連続で目の前のタクシーのお客を奪われ、いきなり出鼻をくじかれる形となった。

 

玉川通りに入ってからもしばらく乗せられなかったが、第3通行帯を走る実車のタクシーがいきなり車線をまたいで路肩に止めた。お客2人のうち1人だけ降りてきて、私のタクシーに手を挙げてきた。乗ってきた男性客が言うには、「あのタクシーの運転手に急いでほしい」と何度も言ってるにもかかわらず、ゆっくり走るのに苛立ち、途中で降りて私のタクシーに乗ってきたようだ。指示に従って西麻布を経由して、表参道で降ろした。料金は高速代込みで4,160円。最初のお客としては上々だ。

 

その後、3組のお客を乗せたが、その後が続かない。35分空車の後、駒沢通りの恵比寿南交差点近くでようやく手が上がったものの、近場の420円。それからしばらくまた時間が空いたが、麻生通りを皇居方面に走らせ、新一の橋交差点を越えたところで男性客の手が上がり、目的地を聞くと給田まで。外苑から高速に乗り、高速代抜きで6,600円だった。

 

その後は45分ぐらい空車が続いたが、多摩川通りの駒沢大学駅交差点付近で手が上がり、天現寺まで。続いて麻布十番から銀座1丁目まで。その後もうまく繋げ、乗務開始6時間後で、2万2千円。時間単価に換算すると、3千7百円。悪くはない展開だ。

 

19時過ぎに夕食の休憩を取り、再開後は赤坂、銀座、御徒町、錦糸町などでコンスタントに乗せたが、青タンを過ぎると思うように乗せられなくなってきた。最後はテレ朝通りを広尾方面に流し、右折して北条坂を下る途中で手が上がり杉並区までの4,180円で終了。なんとか税抜き40,780円と4万円を超えることができた。

 

やはり、お客が少ないと乗せられたり、乗せられなかったりと波が激しく数字が伸びてこない。4/25〜5/11まで3回目の緊急事態宣言期間となり、これから更に売り上げが落ち込みそうだ。

 

朝からテンションも下がり日勤並みの営収で終了(2021/4/28)
2020/4/28(水)
営収(税抜き):44,020円

 

今日は9時6分に出庫した。今日は7時台に出庫しようとしてたが、車のトラブルですっかり出庫が遅くなってしまった。担当車両は、二転三転した結果、旧式クラウンになってしまった。しかも残りのガスの量もほんのわずかだ。今日はかなりテンションが下がった状態からのスタートだ。意外かもしれないが、タクシーの仕事はメンタルが非常に重要である。ちょっとしたきっかけで、テンションが上がってやる気になったり、逆にテンションが下がって仕事を途中で放り出したくなったりするときもある。それ故、タクシー業務中のメンタルの管理が重要になってくる。

 

世田谷にある営業所を出て、最寄りのガススタンドに向かって走行していたところ、60代と思われる女性の手が上がり、世田谷区役所まで。ガススタンドから離れてしまったために、ここでガスを入れることは諦め、いつもの営業に切り替え、別のスタンドに近づいた時にガスを入れることにした。

 

3度目の緊急事態宣言が出てから、今日で3日目となる。レジャー施設や百貨店の1部の売り場以外は休業しているため、繁華街でも人の動きがかなり抑えられている。場所の移動が減る分、タクシーの利用も当然減る。営業所の平均営収も3万5千円あたりまで下がってきた。

 

今日はさすがにいつもより厳しい。客単価が低く、16時を回った時点で最高客単価が2,900円。短い距離のお客を乗せ、乗務開始10時間後は約2万5千円。時間単価に換算して2千5百円

 

青タン以降は、赤坂から下北沢までの3,300円が最高単価で、ほとんど乗せることすらできなかった。結局、抜き44,020という散々な結果に終わってしまった。反省点も多い一日だった。

 

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